24年工業用防爆メーカー

防爆電気機器部品配置原則|技術仕様書

技術仕様

防爆電気機器構成部品の配置原則

1.コンポーネントとエンクロージャ壁の間隔

コンポーネントとエンクロージャーの壁との間の隙間を一定に保つことが重要です。この隙間は、機器の電圧や電力に影響されるため、必要な電気的クリアランスの2倍を超える必要があり、設置が容易になります。原則として、特に中型や小型の機器では、この間隔が15ミリメートルを下回ってはなりません。

防爆電気機器-9

2.コンポーネントの内部配置

スイッチからの火花や電気アークが筐体壁を損傷するリスクを避けるため、コンポーネントを内部に配置することが望ましい。これまでの国際的な報告では、防爆機器の電気アークが防爆筐体の壁を貫通した事例が報告されている。

さらに、防爆機器では、スイッチ接点を防爆接合面の平面上に配置しないことが必須である。このように配置することで、点火時に爆発副生成物が接合面の隙間から逃げる可能性を最小限に抑えることができます。

3.発熱部品の内部配置

熱を発生するコンポーネントは、最適な熱分散のためにエッジに沿って設置し、内部温度を下げる。必要に応じて、これらの発熱部品のベースをエンクロージャーの壁に貼り付け、その間に放熱ペーストを塗布して放熱を強化する。

4.スイッチ部品の取り付け方向

壁掛けの電気機器では、スイッチを上げるとハンドルが機器に電力を供給し、スイッチを下げると切断されるように、接点式スイッチを設置することが不可欠です。逆の配置では、振動など人為的な要因以外で誤って電源が接続されるなど、深刻な結果を招く可能性がある。このようなリスクは容認できない。

5.コンポーネントの分離

部品を構成する際には、電気的なクリアランスのための沿面距離だけでなく、干渉を防ぐために特定の部品や端子をパーティションで隔離する必要性も考慮しなければならない。しかし、防爆型の電気機器では、複合圧力爆発の危険性がある内部仕切りの設置は避けなければならない。

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