24年工業用防爆メーカー

防爆電気機器の温度グループとは|用語解説

用語解説

防爆電気機器の温度グループとは?

温度分類は、可燃性ガスや防爆電気機器の発火能力を評価するための重要な安全指標となる。 可燃性ガスは燃焼温度で6つに分類され、電気機器は最高表面温度でT1、T2、T3、T4、T5、T6の6つに分類される。しかし、電気機器と可燃性ガスの分類基準は明確に異なっている。

温度グループ可燃性ガスの発火温度装置 高表面温度 T/℃
T1t≥450450≥t>300
T2450>t≥300300≥t>200
T3300>t≥200200≥t>135
T4200>t≥135135≥t>100
T5135>t≥100100≥t>85
T6100>t≥8585≥t

電気機器の温度区分の原則は、機器から発生する最高表面温度が周囲の可燃性ガスに引火しないことである。言い換えれば、機器の最高表面温度は可燃性ガスの発火温度を超えてはならない。

重要なのは 防爆電気機器の最高表面温度とは、通常の作業条件および承認された最も過酷な条件下で、その表面または部品に到達し得る最高温度を指す。この温度は、周囲の爆発性ガスと空気の混合物に引火できるものでなければならない。

防爆設計は様々であるため、最高表面温度は機器の様々な部分を指す可能性がある。防爆型電気機器の場合のように、筐体の外表面の温度である場合もあれば、安全性を高めた電気機器や加圧型電気機器のように、機器のケーシングや特定の内部部品の外表面の温度である場合もあります。

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