防爆モータの設置やメンテナンスでは、配線、特に接続ケーブルの延長が必要な場面が多い。しばしば、一部の技術者による非標準的な作業により、電源ケーブルやマザーボード部品、ヒューズの焼損、通信障害などが多発しています。本日は、配線に関する一連の標準的な作業手順と注意事項を、以下の通り詳しく紹介したい:
スター結線方式
スター結線方式は、モーターの三相コイルの両端を共通端として接続し、3つの始点から3本の活線を引き出す。 回路図は以下の通り:
デルタ・コネクション方式
デルタ接続方式では、モーターの三相コイルの各相の始端を順次接続する。 回路図は以下の通り:
電圧と電流におけるスター結線とデルタ結線の違い
デルタ結線では、モーターの相電圧はライン電圧に等しく、ライン電流は相電流の3倍の平方根に等しい。
スター結線では、線間電圧は相電圧の3倍の平方根となり、線間電流は相電流と等しくなる。
実は、こんなに簡単なのだ。まず、モーターの配線端子の外観を覚えよう。スター(Y)は横棒、デルタ(Δ)は縦棒が3本。また、それぞれの違いを覚えておけば、簡単に応用が利くようになります。
これらの配線方法と注意事項を真摯に受け止め、適切で安全な配線を確保するために基準を厳守してほしい。